【タイってどんな国?】②バンコク~バックパックひとつで移住できる都市~

【タイってどんな国?】

②バンコク~バックパックひとつで移住できる都市~

今回のコラムではバンコクへの日本人の暮らしやすさについて詳しくご紹介します。

 

 

バンコク

華やかな大都会の賑わいと、厳かな仏教文化が息づき、古今の歴史と文化が見事に調和した都市、バンコク。1782年、ラーマ1世によってこの地へ遷都されて以来、タイの政治・経済・教育・文化の中心であり続け、近年ではさらに「東南アジアのハブ」と称される先進的な国際都市へと成長を遂げました。しかしバンコクの魅力は、そのようななかにあっても、そこかしこに人々の暮らしの息づかいを感じられるところにあります。モダンな高層ビル群や巨大なショッピングモールの足元には、屋台での買い物や食事を楽しみ、道すがらの小さな祠に手を合わせる人々の姿が見られます。もちろん美しく荘厳な王宮や仏教寺院の数々が密集する旧市街のラッタナコーシン島でも、ひとたび路地へ足を踏み入れれば、昔ながらの静かで素朴な庶民の生活が広がっています。

 

日本人街スクッビトエリア(Sukhumvit)

タイには2020年の時点で81,187人の日本人が暮らしていますが、その中でもバンコクは58,783人と多くを占めています。(出典:外務省)そんなバンコクの中で日本人街として知られているのが、バンコクを幾つかのエリアに分けた中にあるスクンビットエリアです。

タイの南部、首都バンコクを通るBTS(高架鉄道)スクンビット線のナナ駅からエカマイ駅までの一帯をスクンビットエリアと呼んでいます。

エリアを通る“スクンビット通り”はそこで暮らす日本人の生活に欠かせないお店が立ち並ぶ通り。日本語の看板が並び、日本のスーパーやドラッグストア、雑貨屋さんでは、日本とほぼ変わらない商品が手に入れられるお店が沢山集まっており、お値段は輸入品になるので日本よりは高いですが、大抵の必要なものはこちらで揃います。まさにバックパックひとつで移住できる都市といえるでしょう。特にフジスーパーマーケットや、ダイソー、Wattsは日本人にとって本当になくてはならない存在です。

 

  • スクンビット通りのソイ

スクンビットをネットや情報誌で調べていると“ソイ”という言葉が頻繁に出てきます。

タイではメインとなる大通りから伸びる側道、小さな通りのことを“ソイ”と言います。

スクンビット通りにも幾つもソイがあり、通りを挟んで片側は奇数番号、反対側は偶数番号が付けられています。ソイの番号を把握できると移動や買い物、待ち合わせなどに便利です。

  • 多くの日本人が住むスクンビット、人気の理由は?

タイ、バンコクには多くの日本企業が進出していて、その中の幾つもがスクンビットエリアとその周辺にオフィスを構えています。 そこで働く駐在員向けのコンドミニアムやマンションなど住宅が続々と建設されたことから、多くの日本人がこのスクンビットに住むようになりました。それにともない日本食レストランを始めとした飲食店や生活雑貨を扱う店などが次々とオープン。周辺で暮らす日本人の生活に必要なものが全てスクンビットエリアで揃うようになりました。更に日本人が経営する店舗なども増えたことから、言葉の壁も感じない居心地の良い街となったのです。

☆多くの日本食・日本人向け飲食店

近年、タイでは日本食ブームが起こり、特にバンコクには日本食レストランが爆発的に増えています。

どんなにタイ料理が大好きでも、たまには日本食も食べたくなります。

 

☆日本語対応の病院

海外の暮らしで何より心配なのは、急な体調不良やケガで病院に掛からなければいけない場合だと思います。でもスクンビットには「サミティヴェート病院スクンビット」を始め、「スクンビット病院」や「DYMクリニック」など日本語対応可能な病院や日本人用のサービスカウンターを設置した病院があるので安心です。

 

はじめてのタイ移住にはバンコク、特になんでも揃うスクンビットエリアをお勧めします!

 


次回は【タイってどんな国?】③タイの食文化について~キッチン不要なタイライフ~

バンコクの住みやすさ・魅力についてご紹介いたします!


▶▶参考文献

https://www.thailandtravel.or.jp/about/outline/

https://bangkokfudosan.jp/column/1320/

 

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