【タイに消費税はある?】タイのVATとサービス料

タイには、VAT(付加価値税)とサービス料があり、ホテルやレストランでは、表示価格に20%近く加算されることも。今回は、タイのVATとサービス料の税率や仕組みについて解説していきます。

VATとは


VAT(付加価値税)は、日本の消費税に該当するもので、タイでの物品の販売やサービスの提供に対して課税されます。税率は7%で、日本の消費税と同様に、最終消費者が負担する間接税となっています。

タイのサービス料


タイのホテルやレストランでは、サービス料10%を支払うことがあります。日本では、高級ホテルや高級レストランで支払うことが多いイメージですが、タイではショッピングモールに入っているようなレストランでは、支払うことが多いです。

表示価格の見方


表示価格に「net」と表記があるものは、VAT(付加価値税)とサービス料が含まれているという意味になります。

「++」と表記があるものは、VAT(付加価値税)とサービス料が別途発生するという意味です。

日本は、税込み価格表示が義務付けられていますが、タイではお店によって表示価格にVATやサービス料が含まれるかどうかが異なるため、注意が必要です。

算出方法


VATはサービス料を含めた金額に対して課税されます。

例えば、合計金額が1,000バーツの時の支払い金額は、

1,000×(サービス料10%+VAT7%)=1,170バーツではなく、

1,000×サービス料10%×VAT7%=1,177バーツになります。

VATとサービス料を含まない金額で表示されている場合、表示価格から20%近く加算されることになります。

まとめ


タイのレストランやホテルでの支払い時には、VAT(付加価値税)とサービス料が加算されることがあるので、注意が必要です。サービス料を支払っていても、気持ちの良いサービスを受けた際には、別途チップを渡すと良いそう。日本とは異なる習慣なので、戸惑うこともありますが、スマートに振る舞えるようになりたいですね。

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